1万円前後で買えるお勧めショアジギングロッド
以前から1万円前後のショアジギングロッドはメジャークラフトのソルパラ、ダイワのジグキャスター、シマノのソルティーアドバンスなどの選択肢があり
ソルパラの特にLSJモデルのバランスの良さ、ジグキャスターのしっかりとした作り、ソルティーアドバンスの絞り込んだラインナップなど価格を超えたクオリティーの良さもあるにはあるのですが
どうしても廉価製品の宿命でモデルチェンジサイクルが長く、どれもが長寿商品となり、なんとなく古臭いイメージとなりかけてます…
今シーズンに新発売されたジャクソンのオーシャンゲート ショアジギングシリーズをようやく手に取って見る機会がありましたが他のロッドより頭一つ抜けた感触があり久しぶりに1万円前後で買える価格帯ではかなりお勧めのショアジギングロッドです
シリーズ共通の特徴としては
ブランクへのこだわり
まず24tの低弾性カーボンシートを採用しファーストテーパーに仕上げたと明記しているのが良いです
この予算でショアジギングロッドを作ると少しでもしゃっきりした感覚を持たせるため中弾性カーボンを使いレギュラー〜レギュラーファーストに仕上げるのが常道手段ですが
これでも悪くはないですが高負荷に耐える際にベリー〜バッドに加重移動がわずかにしにくくなり、高価格帯のスムーズな加重移動やしゃっきり感に比べて見劣りがします
低弾性を選ぶことで粘り強さが増すのはもちろんですが高負荷時の加重移動のスムーズさが増し、ファーストテーパーに仕上げることでしゃっきり感と軽いジグ〜重いジグまで幅広いジグの重さや青物用のトップウォータープラグまでも操作をしやすくしてます
この設計は捻れ強度を上げると称してテーピングによる補強が全盛の最近ではあまり流行りませんが、低弾性のショアジギングロッドとしては真っ当な考え方で設計されています
しっかりとした作り
ガイドはトップを含めてあえてFujiの通称Pガイド(日本では安物扱いされてPEラインには向かないとまで言われ人気はありませんが、海外ではそこそこ高級品で人気があり、使ってみれば解りますがPEラインの使用にも充分な性能があります)を選択し実用本位の割り切りの良さです
また全て適切な口径のダブルフットガイドを価格の割には凝った飾り巻きを入れたダブルラッピングをしており、ショアジギングロッドらしい強度確保をしています
またグリップ内におそらくDPS~18に合わせた補強と生産性の向上のためのパイプが仕込まれており、手元にバランスが来るようになっているのも良い感じです
総合的な使いやすさ
以上のことからかなり実用本位な釣り場での使いやすさがあるようにみました
ジャクソン(Jackson) オーシャンゲート JOG−906L SJ●全長:9フィート6インチ
●継数:2本
●適合ルアー:14~45g
●適合ライン:PE#2Max
●アクション:ファスト
●パワー:ライト
●自重:224g
●仕舞寸法:148cm
●先径/元径:2/16.9mm
●素材:カーボン98%、エポキシ樹脂
●ショアジグ入門に最適な1本。
シリーズ中もっともライトで誰もが扱いやすいレングス。
スムースなキャストと軽快なジグ操作を可能にし、堤防などから手軽に青物などの回遊魚を狙えます。
ショアジグの楽しさをフルに感じることの出来る1本です。
ジャクソン(Jackson) オーシャンゲート JOG−908M SJ●全長:9フィート8インチ
●継数:2本
●適合ルアー:20~60g
●適合ライン:PE#3Max
●アクション:ファスト
●パワー:メディア
●自重:238g
●仕舞寸法:152cm
●先径/元径:2.3/16.3mm
●素材:カーボン98%、エポキシ樹脂
●豊かな遠投性とジグの操作性に優れたハイバランス設計で、長すぎず短すぎない絶妙なレングス。
ワカシ(ハマチ)やサバなどの青物や小型シイラやタチウオなど回遊する様々な魚がターゲットです。
ジャクソン(Jackson) オーシャンゲート JOG−1000MH SJ●全長:10フィート
●継数:2本
●適合ルアー:20~80g
●適合ライン:PE#3.5Max
●アクション:ファスト
●パワー:メディアヘビー
●自重:280g
●仕舞寸法:157cm
●先径/元径:2.4/16.5mm
●素材:カーボン98%、エポキシ樹脂
●ショアジグシリーズの中でも最も遠投性能に優れ、強靭なパワーを武器とするロングレングス。
20~80gまでのジグをフルキャストし遠くのナブラも狙える。
大きめの青物が回遊するようなフィールドにも適しています。
個人的にお勧めなのは春のブリ、夏のシイラなどの一発大物用に1000MH
ソーダガツオ、サバ、ワカシ、タチウオなどの小物を楽しむために906Lの2本持ちです
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