クロステージ スローピッチモデル

AOM

2012年12月12日 23:45

メジャクラの初心者や入門向けのブランドのクロステージにスローピッチモデルが追加され
ついに一万円そこそこの実売価格でスローピッチ専用ロッドが手に入ってしまう時代になりました
ここ2-3年のスロージギングブームはホントに凄いです




メジャークラフト クロステージ CRJ-B63/2SP

まるでライトジギングのような、しなやかなフィーリングだが、そこはスローピッチ設計!
繊細な感度と強靭なパワーはしっかりと持ち合わせている。浅場で潮が澄み、魚の警戒心が強いときにはこのモデルの出番。

●全長:6フィート3インチ
●適応PEライン:0.8~2.0号
●適応ルアー:40~100g
●アクション:レギュラーファースト


メジャークラフト クロステージ CRJ-B63/3SP

最もスタンダードな近海モデル。
ボトムを丁寧に探りながら、急に中層までジャカジャカしゃくりあげて、またフォールさせるコンビネーションにも対応しやすい。
少し重めのジグを使ってリフトパワーを抑え、よりナチュラルなアクションを演出するのも得意なモデル。
●全長:6フィート3インチ
●適応PEライン:1.0~3.0号
●適応ルアー:60~120g
●アクション:レギュラーファースト


メジャークラフト クロステージ CRJ-B63/4SP

使用感は3オンス仕様と同じながら、さらに重いジグで深場を探れるモデル。
感度の良さで丁寧にアプローチしてもよい。
ロッドの強さを利用して、ジグをはね上げ、ナチュラルフォールでターゲットを魅了することもできる。

●全長:6フィート3インチ
●適応PEライン:1.5~3.0号
●適応ルアー:80-150g
●アクション:レギュラーファースト


メジャークラフト クロステージ CRJ-B63/5SP

水深が深く、潮の流れも速くて、ラインが思うようにさばけないときがある。
そんなときこそ威力を発揮するのがこのモデル。
ヘビーなジグでも難無くさばけ、伝わる感度は他のモデルと同等の超高感度設計。

●全長:6フィート3インチ
●適応PEライン:1.5~4.0号
●適応ルアー:100~180g
●アクション:レギュラーファースト



先行してスローピッチモデルが発売されていたジャイアントキリングシリースとはどこが違うか?

ブランクの製法が違うため基本的にはジャイアントキリングシリーズのほうがパワーがあるようです

実際にクロステージとジャイアントキリングの同じ番手のライトジギングモデルで釣り比べをした経験では
アベレージサイズの魚に対してはほぼ差がなく感じましたし
ジャークに関しても同じような感じで出来て、魚を掛けることができたので
クロステージでも十分に思いました

またジャイアントキリングの6ftスローピッチモデルを使用した経験では
他社の高価なスローピッチ専用モデルに比べて
ティップの細かなニュアンスがなく、長さが足りない印象を受け
スロージギングはともかくスローピッチは少しやり辛かったのですが
その後ジャイアントキリングに6ft3Inのロングモデルが追加され
今回のクロステージの発売なので熟成が進んでいることが期待できます

スロー系の釣りに関しては元々デリケートなので
同じ道具に同じジグをセットしても人によって癖(釣果に差…)が出やすい釣りです
たとえ高価なタックルであってもひとつのタックルでカバーできる範囲がやり込めばやり込むほど狭くなっていくため
高価なタックルを1セット持つより安価でもタックルを2セット持っているほうが有利ですし、実際に船の上で楽しめます

初めてスロー系の釣りをするならメーカーさんでは基本は3パワーモデルをお勧めしてますが
ジグを動かし易い=初心者でもジグの動きが解り易い4パワーモデルから入って
よく行くフィールドによって不足や不満を感じてから同じシリーズの3パワーなり5パワーを追加で購入するのがお勧めです
たとえ同じメーカーであってもシリーズが違えばずいぶんとロッドの特性が違う可能性があるので
2本のロッドを使い込んでから上級モデルや別メーカーさんのロッドにステップアップするほうが良いと思います

その意味では今回のクロステージ・スローピッチモデルはこれでホントにスロー系の釣りの間口が広くなったな
と個人的には感じました




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