2015年11月01日
じわじわと人気上昇中の安価なジギングスピニングリール
古くからジギングを始めている釣り人なら誰でも知っているチャーマスキタムラが監修したテイルウォークのクロシオ43PG
ダイワなら4500番、シマノなら8000番クラスの奥駿河湾では残念ながら出番がほぼないサイズのスピニングリールですが
ネットでは発売当初より一部のコアなアングラーには話題とはなっていましたが店頭在庫を持つ店は皆無に近く
姉妹機種のペン バトルのほうが発売当時は円高で一時は一万円を切っていたため
コアなアングラーにとってはどうせネットで購入するならとアメリカから個人輸入する人が多かったですね
その後はアベノミクスによる円安になったせいとペンもバトル2が発売となり実質ダウングレードされてしまってしまい
また個人輸入をかけていくようなコアなアングラーにもバトルが行き渡りこれで終わりかとも思いましたが
最近になってじわじわと人気が上がっている様子で地元のショップでも店頭在庫を置いて販売する取扱い店が増えてきました
現在ではバトルとの価格差がなくなり、また店頭での取扱い店が増えてくれば
一般的なアングラーにもこのリールの質実剛健さが理解浸透されてきた様子です
キャスティングで使用する場合にはダイワやシマノのリールよりラインテンションのコントロールが必要でその辺の扱いを心得た上級者向きですが
ジギングで使用する分にはラインテンションのコントロールをする必要がなくなり初心者が使用してもライントラブルはありません
部品点数が少なくシンプルな作りとボディのみでなくローターまでしっかりと金属製のためダイワやシマノに比べてスムーズさに欠けますが
その辺は慣れてしまえば『痘痕も笑窪』で使い込むほど、またセルフメンテをするようになれば愛しさのような愛着さえ感じるようになり
リールに何を求めているかで釣り人によって合う合わないはありますが現在では希少なほど武骨に作られた頑健なリールです
二万円以下で買えるジギング用のスピニングリールとしては万人向けではないかもしれませんが個人的にはベストバイだと思いますよ
Posted by AOM at 00:00│Comments(0)
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